本日から、はてなブログで書いていくことにしました。
よろしくお願いします。
最近、格安SIMのニュースをよく見かけるようになりましたね。
去年の11月ごろに総務省から、2015年5月以降はSIMロック解除に無料で応じるようにという話も飛び出し、本当に携帯業界がどのように動いていくのか分からない状況となってきました。
k-tai.watch.impress.co.jp
もちろん、ユーザー目線で言えば、より選択肢が広がるのは間違いないと思います。
私は海外に行く頻度も考えて1年前ぐらいにSIMフリーiPhone5sをアップルストアで購入しました。
その時は、もともとソフトバンクとの契約があったのでそのSIMを使っていましたが、2年縛りの終わりが近づいてきていることに気づき、格安SIMに一気に興味を持つようになりました。
そして、年末で迎えた2年契約満了を機に、ソフトバンクを解約し、「OCN モバイル ONE」への移行を済ませました。
他にも格安SIMが気になっている方は多いと思うので、参考までに私の情報を書き残しておきます。
先にお伝えしておくと、比較などではなく、あくまで私が「OCN モバイル ONE」を選ぶまでの流れになっています。
前提:SIMフリースマホって高いの?
私の場合、すでにSIMフリーのiPhoneがある状態だったので、前提として、SIMフリースマホの案内をしておきますね。
私は前述のとおり、アップルストアにてiPhone5sを購入しました。
iPhoneに絞って見ていくと2万円前後である程度の選択肢はあるようです。
iPhoneでなくても、手軽に使い勝手の良いスマホは手に入ると思います。
実用レベルで考えても、安いものは1万円を切りますし、数万円出せば満足できる機種は見つかると思います。
なぜ格安SIMに変更したのか
私の場合、大きく分けると2つ理由がありました。
キャリアは煩わしい
今までdocomo、au、softbankの3キャリアとも利用したことがありますが、どんどん料金プランが複雑になり、今となっては本当によくわかりません。さらに2年縛りの契約は自由度が低く感じます。
格安SIMにはわかりやすい料金プランと2年縛りからの解放に対して魅力を感じました。
特にこれからプランの競い合いが活況になっていくと思いますし、気軽に乗り換えができることは大きなメリットだと思います。
海外に行く頻度とコストの試算
私は仕事の関係で2、3ヶ月ごとに2週間ほど海外に行きますし、プライベートでも時間を見つけて行きたい国に行きます。
その際、現地でプリペイドSIMを購入して使っています。
SIMもプランも安いですし、手続きも簡単です。
そうすると、SIMフリースマホが手放せないわけですが、定期的にスマホを購入することを前提に考えても、2年ぐらいの期間でみればお得だと思います。
コスト試算
ソフトバンクを契約していた時は、月々7,000円弱でした。
格安SIMならプランにもよりますが月々2,000円前後ですので、その差5,000円×24ヶ月=12万円となり、iPhoneを含めて考えても自分の欲しいスマホを選んで購入できるぐらいの差額が生まれると思います。
このような理由で、格安SIMの理由を決意しました。
実際どれを選べばいいの?
調べてみると比較サイトなどは多々あるんですが、情報が古くなってしまっていたり、比較されていても誰向けニーズなのかがわからなかったんですよね。
さくっと調べてみて、印象に残ったのは店舗対応可能なBIC SIMかよくプレスなどで見かける日本通信でした。
最初はこういうサイトを見ていました。
まずは自分のニーズを考える
普段の通信量
最初はこのアプリを使って、自分がどのぐらい通信量があるのかを調べました。
スマホにインストールしておけば、携帯での通信量とWi-Fiでの通信量をこんなふうに計測してくれます。
8月から計測してみた結果、
8月 モバイル 0.85 GB、Wi-Fi 3.00 GB
9月 モバイル 1.39 GB、Wi-Fi 8.47 GB
10月 モバイル 1.98 GB、Wi-Fi 4.96 GB
11月 モバイル 1.71 GB、Wi-Fi 2.53 GB
12月 モバイル 2.66 GB、Wi-Fi 5.66 GB
となっていました。
格安SIMでよく見るプランは1GB、2GB、4GBなので、私には2GBが目安になることがわかりました。
普段はWi-Fi環境下
基本的にWi-Fi環境下での使用が多いですが、プランによってはモバイル通信の1日の通信量や3日間トータルの通信量に制限が存在するものもありますので、この部分は事前確認の必要があると思いました。
また、制限がかかってしまった場合、どれぐらいの通信状況で使えるのかを知る必要はあると思いました。
普段の快適さ(通信速度&シンプルさ) > 月額
格安SIMはどれを選んだとしても3大キャリアに比べればコストダウンできることは間違いありません。
なので、安さにこだわりすぎず、普段の快適さやプランの明瞭さを重視しようと思いました。
また、LTEが使えるもの、そして、これはスマホ選びに関わりますが、テザリングは必須で考えていました。
電話はLINEか050plus中心
普段、090や080の番号を使う機会は非常に少なくなりました。
友達とはLINE通話で充分ですし、仕事関連は海外でも国内通話として発着信が可能な050plusを使っています。
それでも電話番号は必要
使用頻度から言えば廃止しても良いぐらいですが、仕事の都合上、携帯番号に転送をかけることもあるため、私には090や080の番号は必要でしたし、それであれば電話番号を変えたくなかったので、ナンバーポータビリティが可能なプランで考えていました。
縛りはない or 少ない方がいい
前述のとおり、これからどんどんと活況になっていくと思いますので、乗り換えが簡単にできることは重要です。
一方で矛盾するようですが、ナンバーポータビリティを前提に考えるとどうしても何ヶ月かの縛りが発生してしまうので、ある程度は仕方ないかなと考えていました。
個人ブログ→レビューへ
自分のニーズを精査した後でも、正直、比較サイトは参考になりませんでした。
それよりも個人ブログで「普段こう使ってるからこれにしました!」みたいなものの方がニーズが明確で参考になると感じました。
実際に参考になるブログをご紹介させていただきます。
ちなみに、こういった検索をする際は「格安SIM やってみた」とか「格安SIM 使ってみた」で検索するとより実践的な記事が見つかりやすい気がしています。
他にも参考にさせていただいたブログはありますが、いくつか見る中で、実際に使っている人の生の声が参考になると思い、Amazonで格安SIMを検索してみました。
「OCN モバイル ONE」のレビューの多さ
検索してみて驚いたのは「OCN モバイル ONE」のレビューの多さです。それまで正直、選択肢には入っていなかったんですが、レビューを読み進めるたびに充分に私のニーズを満たしていると思いました。
Amazonレビューの抜粋
・OCNのアプリを使えば簡単にバイスピード(LTE)と制限スピード(200kbs)を任意に変更出来ます
・容量追加(一日50M又は80Mは当日使い放題、他のコースは500Mの容量追加)も税込み540円と安く、必要に応じて自分で簡単に変更出来る
・制限スピードの200kbsの速度でもレスポンスはイラつく程悪くないですし、私が良く利用する動画サイト、youtubeやhuluは画質を落とせば途中で映像が途切れたりせずに視聴出来ますし、画質を落としたからといって我慢出来ない程酷い画質ではありません
・自宅のインターネット回線がOCNの光の場合、ネットで申し込みをすることによって「OCN モバイル ONE」の月額基本料が200円割引になります。
・こちらだと050plusが無料で付いてくるのでお得感があります
・このSIMを選んだ理由は、13日間の通信量制限なし(他のSIMは「366MB/3日」を超過後は速度制限ありなど)
・回線もDOCOMOなので良いです
・MNPが2014年12月1日から利用可能に
・音声対応SIMカードには、利用開始月を1ヶ月目として6ヶ月目までの最低利用期間があります。最低利用期間中に音声対応SIMカードを解約される場合、解約違約金(8,000円(不課税))がかかります
「OCN モバイル ONE」をweb検索
Googleで「OCN モバイル ONE」を検索の上、1年以内でソートし、個人ブログを読みあさりました。
この段階で、ほぼほぼこのサービスを利用しようと決めていたので、上記のレビューの裏付けやデメリットを中心に見ていきました。実際、拝見させていただいたブログを3つ貼らせていただきます。
実際決め手になったこと
簡単にまとめると次のようなことが決め手になりました。
- ナンバーポータビリティが2014年12月より可能になった
- 具体的な数字よりは体感として通信速度がストレスになっている方は少なそう
- 通信制限がついても使えそう、ないしは、追加を払うことで回避できそう
- 050plusの月額使用料が無料になる
- 群を抜いて多かった高評価なAmazonレビュー
このような経緯を経て、実際AmazonでSIMを購入しました。
15/06/19追記:5ヶ月後の経過レビューを書きました
格安SIM「OCN モバイル ONE」に乗り換えて5ヶ月経って感じた5つのメリットと2つのデメリットです。
18/07/24追記:記事全体を更新しました
見た目の調整やリンク先の見直しを行いました。