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役に立つかもしれないこととか。

iPhoneの電源が入らなくなった時の対応とアップルサポートGenius Barの予約とキャンセル

ちょうど今朝のお話ですが、iPhoneの電源が入らず、非常に焦りました。
寝る前まで使っていましたし、アラームをセットして、充電をして枕元に置いて寝たわけですが、朝起きるとアラームが鳴らず、電源が切れた状態になっており、電源ボタンを押しても、他の充電コードに差し替えても動かない状態になっていました。

幸いにして、Genius Barに行かずとも自分で解消できたので、Genius Barの予約→解決→Genius Barのキャンセルをご紹介しようと思います。

前提:iPhoneの機種とサポート

私が使っているのはiPhone 5sです。
また、すでにサポートは切れていますし、アップルケアには入っていないので無保証状態です。

問題の切り分け

何に原因があるかわからない状態ですので、まずはいくつかのケースを試して、問題の切り分けを行っていきました。

プラグ・電源コード・充電切れのチェック

別のプラグや電源コードを使って再度充電をしてみました。
本来電源が切れている場合には、充電した時点で充電マークが表示されるはずですが、それが確認できなかったので、プラグや電源コードには問題がなかったと判断しました。
また、もしかすると充電が切れている可能性もあるのでそのまましばらく繋げておきましたが、それでも一向に電源は入りませんでしたので、充電切れということでもないようでした。

画面トラブルのチェック

もしかすると画面が反応していないだけかもしれないとも思い、パソコンに繋いでみました。
もし画面だけが死んでいて、中身が起動しているとすれば、iTunesは反応するはずですし、データも取り出せます。
しかし、繋いでみても何の反応もなかったので、画面のトラブルでもないと判断しました。

Genius Bar

Genius Barとはアップルストアの中にあるサポート窓口です。
検索すると様々な神対応エピソードが見つかると思いますが、評判の通り、かなり素晴らしい対応をしていただけることが多いと思います。
私も過去にパソコンのキーボードのキートップが外れてしまい、よく見るとツメが折れてしまっていて何ともならない状態になり、Genius Barに持ち込みをしましたが、その際は、店舗にそのキートップの在庫があり、無償にて交換をしてもらえたことがありました。

Genius Barを予約

まずはこちらのページにアクセスして、対象製品の選択を行います。

www.apple.com


次に対応を選びます。
今回の私のケースですと、「修理と物理的な損傷」の中にある「電源が入らない」が適切なのだと思います。

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次に「Genius Barへお越しください」を選び、店舗の検索から行きやすい店舗を選びます。

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その後、具体的な日時が出てくるわけですが、やはりかなりニーズがあり、当日や近日での予約が難しいようです。
たとえば、私の場合には、行きやすい店舗として、渋谷・銀座・表参道がありますが、それぞれの状況をチェックしてみたところ、今朝の時点では渋谷では当日14時半からの予約は可能でした。
しかし、今見ると6日後しか空いていないようですので、ここはタイミング次第のようです。
私のようにキャンセルを入れる人もいるのでしょうし、見た時点で合う予定がなかったとしても、何度かチェックしてみると近い予定も出てくると思います。

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強制再起動を知って解決

人は緊急事態を抜けると逆に思考がめぐるようです。
Genius Barの予約が終わって、今日中にはなんとかなるだろうと思って安心すると、ふと「同じようなことになっている人は他にもいるのではないか?」と思い立ち、「iPhone 朝起きたら電源が入らない」という何ともニッチなワードで検索してみると、ドンピシャな記事をいくつか見つけることができました。

ただ、情報を探す中でApple公式サイトに案内がありました。

画面が真っ黒になったりフリーズしたときは、場合によってデバイスを強制的に再起動する必要があります。強制的に再起動してもデバイスのコンテンツは消去されません。画面が黒くなっていても、ボタンが反応しなくても、強制的に再起動することができます。以下の手順で対処してください。

iPad Pro 11-inch または iPad Pro 12.9-inch の場合:音量を上げるボタンを押してすぐに放します。次に、音量を下げるボタンを押してすぐに放し、デバイスが再起動するまで電源ボタンを押し続けます。
iPhone 8 以降の場合:音量を上げるボタンを押して、すぐに放します。次に、音量を下げるボタンを押してすぐに放し、続いて、サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで押し続けます。
iPhone 7 または iPhone 7 Plus の場合:サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に 10 秒以上、Apple ロゴが表示されるまで長押しします。
iPhone 6s 以前、iPad、iPod touch の場合:ホームボタンと上部のボタン (またはサイドボタン) を同時に 10 秒以上、Apple ロゴが表示されるまで押し続けます。

強制再起動のことは初めて知りましたが、早速試してみたところ、無事に電源が入り、Appleマークが表示されました。
解決してみると、なぜ検索を最初にしなかったのかと思ったりするわけですが、まあ「ヤバイ!なんとかしないと!」と焦っていればそんなものですよね。

Genius Barの予約をキャンセルする方法

今回、記事でまとめておこうと思った一番の動機がキャンセルの仕方です。
予約するまでは良かったのですが、キャンセル方法を探してみたところ、それが簡単には見つからなかったのです。
今回は予約した店舗に電話をしてキャンセル手続きをしてもらったのですが、もっと簡単な方法があったのでご紹介します。

考えてみればこれも当然なのですが、予約するとアップルIDにしてあるメールアドレスに予約確定のメールが入ります。
その上部に「予約内容の管理」というリンクがあると思いますので、こちらをクリックすることで予約管理ページに飛べます。

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ここからキャンセルの手続きをすれば簡単にキャンセルもできるようです。

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普段、非常によく使っている機器のトラブルは本当に慌てますが、情報をうまく取得しながら、常に冷静に対応したいものですね。

18/11/25追記:記事全体を更新しました

見た目の調整やリンク先の見直しを行いました。