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抱っこで寝かしつけて起こさずに布団に移す『着地成功』の必殺技を先輩ママパパに聞いてみた+我が家の方法

子供がすくすくと育っているんですが、今は夫婦揃って絶好調に睡眠不足です。。。
赤ちゃんの睡眠は浅いので、寝たと思ったらすぐにグズり出してしまうこともよくあります。
起きたら抱っこしてあやすわけですが、すぐに寝だしても布団に置くと目覚める不思議現象に新米ママパパは悩まされることと思います。
我が家でもそんなことはしょっちゅうあるので、先輩ママパパに起こさずに布団に移動させる『着地成功』の秘訣を聞いてみました。

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前提:赤ちゃんの睡眠の質

ご存知の通り、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠は浅い眠りで体は休んでいるけど、脳は活発に動いている状態の睡眠です。
ノンレム睡眠は深い眠りで体も脳も休んでいる状態の睡眠です。
夢を見ていたり、金縛りにあうのはレム睡眠の時ですね。

一般的にレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返すわけですが、大人の場合、レム睡眠の割合は15~20%と言われています。
これが赤ちゃんとなると、レム睡眠が50%と言われています。

レム睡眠の1つの特徴として閉じている目がキョロキョロすることがあります。
赤ちゃんを見ていると、そのように目が動いたりすることもよくありますし、急に笑ったり泣いたりしてまたすぐ寝だすということもあるので、レム睡眠の割合が多いことも納得できます。

着地成功の秘訣を先輩ママパパ10人に聞いてみた

子供ができてから知ったことですが、抱っこで寝かしつけてから起こさずに布団に移動させられることを『着地成功』と言うようです。
今では我が家でも共通言語となりましたが、赤ちゃんがいなければ何の話だろう?と思っていたと思います。
この着地に失敗することが何度もあり、ママパパがそういう言葉を使い出したというのも今となっては理解できます。

本当に些細なことで起きてしまうもので、毎日何度かの失敗を繰り返してようやく寝かせられる状況です。

そんな苦労をどの家庭でもしていることと思うので、先輩ママパパ10人に教えてもらった着地成功の必殺技をご紹介します。

本当に深い眠りにつくまでは危険

あの頃を思い出すと非常にきつかったけど今となっては笑い話ですね。
散々抱っこして腕もしびれてるし、トイレにも行きたい!寝てくれ~!
…なんて焦りながら着地させても必ず失敗します(笑)

優しい気持ちで夫婦そろってドライブに行ってました。
しかも毎晩。。。

腕に抱いて、芯から眠りについた頃に家に戻って、そっと着地させると結構高い確率で成功しますよ。

寝心地を意識せず、極力工程を減らすことがポイント

抱っこをして寝かしつけをする場合、抱っこ紐を使うと楽チンに寝かせることができますが、布団に寝かせようと抱っこ紐から出すとママと離れたことを察知されてしまうので、抱っこ紐のままで布団に入れてしまうのです。
抱っこ紐に凹凸やプラスチック等の硬い部品がついていないものだと尚良いですね。

静かにおろさずに揺らしながら雑に置く

階段等の縦揺れが好きらしく、階段の登り降りをすると5分とかからずに眠ってくれました。
また泣きじゃくってる時でも階段に行くとすぐに泣き止んでくれました。

トッポンチーノを使用して抱っこして寝たら布団に寝かせる

トッポンチーノというモンテッソーリ教育で赤ちゃんの睡眠環境に最適と言われる小さな布団を使用します。
首のすわらない赤ちゃんでも安定して抱っこすることができます。
綿が詰まった布団なので抱っこしながら寝かしつけて、そのまま布団に置いてもトッポンチーノが布団へ着地する衝撃を吸収してくれるので成功率が高いです。

お尻→背中(重要ポイント)→頭の順で着地

背中からポンと置くと、高い確率で泣いてしまいます。
なので、お尻、背中、頭の順でゆっくり置きましょう。
泣いてしまいそうな時は、おしゃぶりや、赤ちゃんの心拍に合わせてトントンしてあげましょう。

我が家で特に使えた道具は枕です。
授乳中等に、お母さんのお腹につけるサポート枕みたいものです。
背中スイッチをあえて避けるように、赤ちゃんを寄りかからせて使用します。
まるで、お母さんの腕に包まれているかのようにぐっすり眠ってくれます。
また、使用する際は、赤ちゃんから目を離さないであげてくださいね。

頭にまわした腕は最後にそーっと抜くことと、泣くかもしれないという気持ちは持たない

着地には随分悩まされましたが、また起きて泣いちゃうかもと思わないことが1番だったと思います。
過剰に反応してしまうとそれが赤ちゃんに伝わるのかもしれません。
大丈夫、大丈夫と自分もゆったりした気持ちで着地させて、腕をそっと抜いてあげると私は成功していました。

掛け布団のふわふわのところにゆっくり着地!

準備として、おっぱいを寝る前にたくさんあげて、吸わせることで疲れました。
バランスボールの上で抱っこしたまま座ってユラユラしていると寝やすいです。
完全に寝るまでしばらく我慢したのちにユラユラを保ちつつおろすと成功率は高かったです!

抱っこ紐ごと寝かせて体を密着させる

抱っこ紐でおんぶをして寝かしつけ、そのままの状態でベッドに寝かせて抱っこ紐を外します。
抱っこ紐は赤ちゃんの下敷きになったままですが、寝返りなどした時に取るか、そのままでも結構熟睡していました。

寝かしつけて着地させるのではなく、着地させたまま寝かしつける

今現在、やっていることなのですが、私の場合は腕枕をしながら添い乳をしています。
おっぱいのにおいとおかあさんのあたたかさで赤ちゃんが安心していつの間にか寝ています。
ただ、腕を抜くと不安になって起きてしまうので、基本的にはお母さんもその時に一緒に寝るということをおすすめします。

自分も隣で一緒に寝てしまう!

着地の高さがあればあるほど、揺れを感じて起きられてしまうので、とにかくギリギリまで手を背中から腕を抜かずに、ゆっくりゆっくりゆーーーっくり子供の背中からバレないように腕を抜いていきます。
主人は雑なので、ベッドに置く前のドアの音などでたいがい起きられて、勝手に困っています。
絶対起こしたくなくて、自分もちょっと休憩したいなら、そのまま自分も添い寝するのが一番!
子供は横に人がいると分かるだけで安心して寝続けてくれます。

我が家で編み出した着地成功の必殺技

上記のようなアドバイスを踏まえつつ、日々、寝かしつけをしていて気づいたのは、やっぱり子供は人肌を感じると安心して寝るということです。
正直、抱っこで寝るのってそんなに寝心地としては良くないと思うんですよね。
それでも、抱っこでは大人しく寝て、置くと起きるのは人肌の安心感なんだと感じています。

そこで思いついたのが、手を握ってあげることです。

もともと抱っこの時に首の後ろに回した手で子供の手を握っていることはあったんですが、考えてみるとこういう時ほどスムーズに寝てくれるんですね。 そこでそれを寝かしつけにも応用してみました。

我が家の方法として、まず抱っこの状態で寝かしつけます。
この時、縦抱っこの状態で寝かせようとするとかなりの率で起きるので、布団に寝かせる前は必ず横抱っこです。
睡眠が少し深くなってくると口が開いてくるので、これを合図として着地開始です!

布団まで行ったら、まず膝をついて、なるべく寝かせる場所と近い位置にします。

置く時はなるべくそっと置きますが、布団に置くともれなく子供が少しジタバタするので、あまり気にせずにそのジタバタに合わせてささっと手を抜いてしまいます。
この時、子供が寝ぼけてちょっとグズり出したり、泣き出したりするので、すかさず両手を包み込むように軽く握って近くで見ててあげます。

我が家では今のところこの方法が一番寝付く確率が高いです。
また、夜中に起きる場合も、ちょっとグズり出した程度の段階であれば、両手を握ってあげるとまた眠りについてくれることも多いです。
やっぱり人の体温を感じることはそれぐらい安心できることなんでしょうね。

まとめると、

  1. 横抱っこで寝かしつけ
  2. 寝て口が開いてくるまで抱っこ
  3. 布団に膝をついて寝かせる場所の近くに行く
  4. 布団に置いてあまり気にせずに手を抜き取る
  5. 子供の両手を包み込むように軽く握ってあげる

ですね。

育児の中で悩むことは多々ありますし、人の意見は参考になることも多いと思うので、また何か悩んだことがあれば記事にしていきたいと思います!