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ペットの自動えさやり機が開けられない!倒されない!壊されない!これで留守中も安心♪工夫したら便利になった話

猫を飼っていると外泊ってしにくくなりますよね。
その要因の1つが「餌やり」だと思います。
他にも心配になることは多々ありますが、生命線となるご飯は留守でも何でも確実にあげられないと大問題です。
今回は一工夫することでパフォーマンスが飛躍的に向上した自動えさやり器のお話です。

ちなみに、こんな感じです。

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前提:我が家の猫と自動えさやり器のタイプと失敗エピソード

まず、我が家の猫の紹介と、実は一度買って失敗してしまった自動えさやり器のエピソードのご紹介です。

我が家の猫について

我が家を寝ながら守る猫についてはこちらをご覧ください。

up2me.hatenablog.com

自動えさやり器のタイプについて

自動えさやり器と言っても、実は大きくわけて2種類あります。
1つはエサが出っぱなしになっているタイプで、皿に出ている分を食べると上からの重みで常に一定量が出続けるタイプです。
具体的な商品で言えば、たとえばこういったものです。

普段、置き餌で好きなだけ食べさせている場合には、こういった食べ放題状態のものでも良いかもしれません。
ただ、自動えさやり器を探している人の場合、こういったタイプのものではなく、時間が来るとフタが開いて、セットしてある分のエサが食べれるようになるタイプのものを探しているのではないかと思います。
具体的にはこういったタイプのものですね。

普段、置き餌で与えている場合には、留守にする場合に単純に置き餌の量を増やせば解決するはずです。
自動えさやり器が必要になることが多いのは、普段、一定量を時間と回数を決めてあげている場合だと思います。
外泊に限らず、飲み会やイベントなどで猫の夜ご飯をあげれない場合にでも、こういった自動えさやり器は必要となりますよね。

今回は後者の時間が来るとフタが開くタイプのものをご紹介していきます。

過去に買って失敗した自動えさやり器のエピソード

Amazonや楽天で「自動えさやり器」とか「自動給餌器」とか「ペットフード オートフィーダ」で検索をしてみた方はわかると思いますが、自動えさやり器において、誰しもが満足できている商品は少ないようです。
その理由は簡単で、エサを入れて置いておくと、においがするので猫がガンガン攻撃してこじ開けて食べてしまったり、衝撃で壊れてしまうことが多いからです。

比較的、満足度の高い商品を挙げてみると、こちらの3つだと思います。

実際、我が家でも最初に買ってみたのは、3番目に紹介した「オートマチックペットフィーダー BPS-P55Y」です。
前述の通り、どの自動えさやり器であっても猫が自分でこじ開けるというレビューは散見されるので、高いものを買って使えないとなるよりは、まずは安いところから様子を見ようということで、こちらを試すことになりました。

ただ、エサを2食分入れて試したみたところ、エサの匂いで発狂した猫は、5分としないうちにフタをこじ開けて2食分のエサを完食していました。。。
その様子を見て、もう私たちは猫のご飯の時間には必ず家にいなくてはいけないかと絶望しました。。。
結局、どの商品を見ても一定数、猫が自動えさやり器をこじ開けるというレビューがあるということは、どれか1つを試してこじ開けた場合には、きっとどの自動えさやり器でもこじ開けるんだと思うんですよね。
そして、そこに詰めたエサと希望はなくなり、絶望だけが残るわけです。。。

発想を変えてくれた貴重なレビュー

正直、本当に困って、しばらく外泊などの予定もなかったので、探すことすらしていなかったんですが、どう考えてもいつかは外泊したり、どうしてもエサをあげる時間に家にいられない時がやってくると思い、再度、うちの猫でも使える自動えさやり器を探し始めました。
普段ですと、評価の良くない商品はレビューすら読まないのですが、タイマー付きの自動えさやり器の種類が少ないことと、どれもそんなに評価が良くないことから、全部の商品を片っ端から見ていきました!

そんな時に、発想を変える素晴らしいレビューに巡り会いました!

フタはこじ開けることが可能で、エサを掻き出して食べられてしまいます。
しかし、手作りしたフタ開け防止パーツの取り付けで解決できます。

写真はこちら

上記のURLに写真付きで説明がありますが、この方は、ペットがこじ開けるので、そのこじ開ける部分をプラスチック段ボールで囲うことで塞ぎ、自分でこじ開けられないように工夫をしていたんですね。
既存の商品でなんとかしようとばかり考えていたんですが、そこに一工夫加えることで、問題点だけうまく解決すれば良いことに気づかせてもらいました!

こじ開けられない加工をしやすい自動えさやり器は?

加工をする前提で、どういった自動えさやり器が最適なのかを考えました。

  • 形がシンプルで箱にすっぽり入る
  • 猫が発狂してアタックしても倒れない
  • フタが開くタイプ

上記のレビューのように切り貼りをして加工することもありなのですが、強度を考えると既成品でプラスチック製のカゴに入れられる方が強度は高いはずです。
そうすると四角だったり、丸だったり、よくあるシンプルな形である方がそのまますっぽり入れられる可能性は高くなります。

また、お腹が減っている時の猫の力は結構強いので、高さのあるものだと倒されてしまうことが考えられます。
なので、背が高いタイプのものは避けた方が良いです。

自動えさやり器には時間になると穴から皿に一定量のエサが出てくるタイプのものと、最初から皿の中にエサが入っていてフタが空くことで食べられるタイプのものがあります。
穴から出てくる場合、その穴自体は塞ぐことができないですし、その穴に猫が手を突っ込むこともあるようなので、フタが開くタイプの方が好ましいです。

上記を踏まえて考えると、我が家ではこちらの商品に行き着きました。

買うまで考えていなかったですが、電池式であるため、コードが抜けてしまうような心配もなく、使う時にちゃんと電池の確認をしていれば作動しないという事態も避けられます。

自動えさやり器にジャストフィットする100均のプラスチック製カゴ

周りを何で囲うかを考える際に、構造をじっくり見れた方がよりわかりやすいので、実際に買ってから入れ物を考えました。
ということで、外装はこちら。
少しiPadでも意識しているかのような外装です。

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商品を取り出してみるとこんな感じです。

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この商品の場合、こじ開けるきっかけとなる箇所はここっぽいですね。

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実際、エサをセットする時には、上部のボタンで開閉を行うんですが、この部分は別途ケースで保護されているので、こちらの心配はいらなさそうです。

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実際、どこを保護するのかを確認しつつ、寸法も測って、セリアに行ってみたところ、寸法ピッタリな商品がありました!!
それがこちら!
色は何色かあったので、好きなものを選ぶと良いと思います。

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入れてみるとこんな感じです。
もうこのために作られたんじゃないかというぐらいにピッタリです!!

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このカゴが見つかったおかげで猫の爪がかかる部分もなくなって、時間になればフタがあいて無事にご飯をあげられます。
エサの匂いはどうしても猫にわかってしまうので、エサを入れて設置すると上部を引っ掻いたりして開けようとはしますが、今のところ開けられたことはありません。

この商品はかなり価格変動があるみたいですが、4,000円前後が買い時だと思います。
実際、私は3,990円で購入しました。
これにカゴ代108円をプラスして、開けられないし、倒されないし、壊されない完全無欠の自動えさやり器に変身しました!

最初に購入した自動えさやり器は商品が悪いわけではなく、うちの猫の馬鹿力が残念なわけですが、一度絶望した後に、一工夫することの大事さに気づかせてもらって、お手軽にうまく欠点を補うことができてすごく満足しました!

結構、自動えさやり器で悩んでいる人は多い気がするので、この記事が役に立つと嬉しいです♪