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ダンスとの出会いが少年の人生を変えていく『ボールルームへようこそ』【漫画レビュー】

今回はアニメ化も始まった社交ダンス漫画のご紹介です。

主人公・富士田 多々良(ふじた たたら)は、好きなこともやりたいことも無く、進路に悩む中学三年生。
ある日、カツアゲに遭っていたところを1人のダンサーに助けられた多々良は、その彼に連れられて、社交ダンススタジオへと足を踏み入れます。
これまで縁もゆかりもなかったダンスの世界に戸惑いながらも、その素晴らしさに魅了されていきます。

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ダンス留学を控えた同級生

スタジオスタッフから半ば強引に勧誘されて、多々良は流されるままに体験レッスンを受けます。
異性からのボディタッチにどぎまぎしながらも「姿勢ひとつで人の見る目は変わる」という教えをきっかけに、弱い自分を変えるヒントを感じ取ります。
しかし、同じ中学校に通う女子ダンサー・花岡 雫との意識の差を目の当たりにして、多々良は気後れのあまりスタジオを飛び出してしまいます。

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見た者の目を離さないプロのダンス

入会を諦めた多々良のカバンの中には、スタジオスタッフの小細工で、前年の社交ダンス大会のDVDがいつの間にか入れられていました。
ちょっとだけのつもりで再生してみた多々良は、プロダンサーたちの踊りに一瞬で目を奪われます。
会場中の全員が激しく、美しく、全力で己を誇示しているその光景に、多々良の心は大きく動かされたのです。

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情熱に突き動かされるままに

ダンススタジオへ入会した多々良。
何も知らない全くの素人である多々良がプロを目指すという軽はずみな発言をしたことで一部に反感を買いながらも、疲れや時間を忘れるほど夢中でステップを踏み、一心不乱に練習を重ねていきます。
今は雲の上にいる上級ダンサーたちに追い付くために、そして、自分を変えるために、多々良はプロへの道を踏み出しました。

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フロアは戦場でありダンサーは戦士と同義

ダンスにただならぬ情熱をかけているダンサーたちとの交流を通して、多々良は技術だけでなく、心も磨いていくことになります。
ド素人で要領もあまり良くない彼が、どのようにして成長して、這い上がっていくのか。
期待と不安が入り交じる展開の連続に、心躍る作品となっています。
マンガという静止した絵の中で、ダンスならではの『動き』や『臨場感』を味わわせてくれる圧倒的な描画力も、大きな見所の1つです。

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アニメ化とAmazonビデオでの独占配信

アニメは7/8(土)よりMBS、7/9(日)よりTOKYO MX、BS11、群馬テレビにて放送開始となりました。

また、Amazonプライムビデオでは独占配信がスタートしており、現時点で2話まで公開されています。 Amazonプライムビデオは30日間無料で体験ができるので、興味があれば登録の上、ご覧ください。

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