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街でも旅行でも使えるかっこいいリュック「URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)」とカードキー式の南京錠

私は海外に行く時はリュック1つで宿も取らずにふらっと出ていくことが多いです。
荷物が多めな旅では20歳の時に買ったZERO POINTのバックパックを使っていましたが、あまりにも長期間使いすぎていることと、ちょっとした旅行だったり街でも使えるようなリュックが欲しくなったので、買い換えることにしました。

そんな時、MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)というブランドの「URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)」を見つけて一目惚れして即座に購入しました。

今回は街でも旅行でも使えるかっこいいリュック「URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)」と、バックパッカーにはリュックの施錠が欠かせないので、ちょっと変わったカードキー式の南京錠も紹介します。

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前提:バックパックで押さえたいポイント2つ

前述の通り、20年ぐらいに1度バックパックを買い換えるかどうかの私がバックパックに詳しいはずもないですが、バックパッカーとしてバックパックに求めることが2つだけあります。

1.ポテチ開けを避けられるチャック構造

ポテチ開けをご存知でしょうか?

ホテルに荷物を置いておく際に、南京錠でロックする人もいるかと思いますが、そのロックが実は無意味となってしまうチャックの開け方が存在します。

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要は2つあるチャックに南京錠をかけたとしても、チャックの根本から距離があると南京錠を付けたままでバックが全開にされてしまうわけです。
これぐらいなら開かないだろうと思い込んでいても、本当に根本に南京錠を付けない限り、結構開けられてしまいます。

バックパックは構造によってはチェーンを持ち歩かないと南京錠をかけることすらできないものもあるので、南京錠をかけられて、しかも、ポテチ開けされない位置に付けられるものを選びたいところです。

2.ショルダーストラップ(背負い紐)のクッション性

どれぐらいの容量のバックパックかにもよりますが、結構な荷物を入れる場合には、ショルダーストラップ(背負い紐)のクッション性は重要です。

ここにしっかりと綿が入っていれば重かったり、長時間背負う場合にも疲れにくくなります。
さらに、腰で背負うためのヒップベルトやショルダーベルトがあるとより安定感が増します。

MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)の「URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)」のスペック

URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)はMYSTERY RANCH(ミステリーランチ)というメーカーのリュックブランドの1つでバックパックとしても、街中でリュックとしても使えるように設計されたものです。

ミステリーランチ アーバンサルトの商品ページや検索結果へのリンクです。
商品情報:Mystery Ranch

MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)はデザイン性と機能性と耐久性を兼ね備えたバックパックに定評があり、その素晴らしさから米軍の特殊部隊にも採用される信頼性があります。

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URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)のスペックとしては、

  • 容量:21リットル
  • 重量:1.24kg
  • サイズ:高さ50 × 幅25 × 奥行12cm
  • 素材:500デニール コーデュラナイロン
  • カラー:16色

となっています。

素材となっている「500デニール コーデュラナイロン」は耐久性・耐水性に優れた素材です。

デニールは糸の単位です。

9000メートルの糸の質量をグラムで表したものがデニール値となる。例えば、9000メートル150グラムの場合は 150 デニールである。これに対して9000メートル75グラムの場合は 75デニールとなり、150デニールより細い糸である。

デニール - Wikipedia

デニールの数字が大きくなればそれだけ丈夫になりますが、その分、重くもなります。
500デニールは耐久性と重量のバランスが取れた素材です。

コーデュラはナイロンの7倍の強度を持つ耐久性に優れた繊維で耐水性も備えています。
ただ、あくまで耐水であり、防水なわけではないので、水への耐性を過信しないようにしましょう。

URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)の一番の特徴は「3ジップデザイン」です。

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Y字に開くので、物を出し入れする時にはガバっと開くことができるので、整理が非常に楽です。

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閉じればシンプルなデザインとなり、かっこいいです。

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全チャック、ちゃんと耐水加工がしてあるので、多少の雨であれば防ぐことができます。

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URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)は2017年モデルから仕様が少しリニューアルされています。
それより前のモデルでは、容量が24リットルだったり、重さが1.03kgだったり、タグの色が違うようです。
正直、大きくて軽いのであればそちらを入手したかったですが、私が探した時点では、1色のみでかなり限られた数の販売しかなかったですし、希少価値がついて値が上がっていました。

MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)の「URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)」開封レビュー

私はストレートブルーという色の「URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)」を購入しました。

ミステリーランチ アーバンサルトの商品ページや検索結果へのリンクです。
商品情報:Mystery Ranch

実際に届いた「URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)」がこちらです。

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袋から取り出してチャックを開けるとこんなに大きく開きます。

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時代の流れを感じたのは、バックパックであってもちゃんとノートパソコンの収納スペースがつくられていることです。
スペースは背に近い部分で腰の位置ぐらいにあり、A4サイズでも余裕で入ります。
ただ、クッション性はないので、衝撃を吸収してくれるものに入れて収納する必要があります。

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Y字に開いた左右にはメッシュの収納ポケットがあります。

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さらに、上部にもメッシュのポケットがあり、これが結構広いスペースになっています。

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個人的に嬉しいのは、重い荷物でも長時間背負っていられそうなショルダーストラップ(背負い紐)のクッション性!
さらにショルダーベルトもあります。

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裏はメッシュになっていてムレにくい仕様です。

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あと、これは仕様に関係しないですが、URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)にはタグが付いていて、手書きで検品がされています。
フィリピン製のものと、ベトナム製のものがありますが、私のはベトナム製だったようです。
上部に「made in Vietnam」と書いてあるのもそうですし、日付などが印字のものはベトナム製で、日付も含めて手書きになっているのがフィリピン製です。

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個人的にはチャックを閉めた時の見た目のシンプルさ、そして、開いた時の出し入れのしやすさがツボで、機能性とデザイン性を両立されているURBAN ASSAULT(アーバンアサルト)に惚れました。

さらにバックパッカーとして嬉しいのは、URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)は主要な荷物が3ジップの中に収まっているので、南京錠1つで全体をロックできてしまうことです。
Y字なので、前述のポテチ開けをされる心配もないですし、しっかりチャックの根本からロックできるので、荷物を抜き出されるような隙間もありません。

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カードキー式の南京錠「TSAカードキーロック TL-04T」

海外に行く時、私は必ず全チャックに対して南京錠をかけていますが、いつも不安になるのは、南京錠の鍵をなくさないかということです。
ダイヤル式であれば鍵の必要性もなくなりますが、ダイヤル式は慣れた相手には簡単に開けられてしまうという話もあり、今までは鍵タイプの南京錠を使っていました。

URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)について色々と調べている最中に、ふと見つけたのが、カードキー式の南京錠である「TSAカードキーロック TL-04T」です。

TSAカードキーロック TL-04Tの商品ページや検索結果へのリンクです。
商品情報:コンサイス(CONCISE)

カードキーであっても持ち歩く必要があるのは変わらないですが、クレジットカードなどと合わせて持てるので、私としては通常の鍵よりもなくしにくい気がしています。

さらに、カードキー式の南京錠にメリットを感じたのは、カードキーは結構珍しいので、もし悪意のある人が開けようと思っても手間取る可能性があると思ったからです。
正直、バックパックに南京錠をかけたとしても、刃物でリュックを切られれば中身は抜かれますし、時間をかければ開くかもしれないですし、壊されれば終わりです。
あくまで気休めでしかないですが、安宿のような場所では、宿側の人がちょっと魔が差して開けようとしてきたり、気づかれないように悪さをするケースが多々あるので、面倒くさく思わせたり、時間をかけさせること自体が防犯に繋がると考えています。

そういった意味では、カードキー式の南京錠はその珍しさだけでも価値があるかもしれないと思っています。

実際に届いたものがこちら。

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ちなみに、TSAというのは、アメリカ運輸保安局 (Transportation Security Administration)のことで、このマークが付いているものに関しては、TSAによる認可を受けている証拠です。
アメリカは入国の際、テロなど犯罪防止のために預け入れの荷物にロックをかけれないことになっていますが、このマークがあるものに関しては、TSA職員が特殊なツールでロックを解除できるため、施錠していても良いということになっています。

取り出してみると、カードキーが2枚入っています。
1枚に鍵穴が2つずつあるので、もしカードを切るなら4つ鍵があるような状態です。

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なんとなくカードキーというとスライドさせて解錠するイメージでいましたが、単純にカードの穴の部分をグッと押し込むことでカチャッと南京錠が開くようになっています。

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もう少しすると、仕事で海外に行く予定があるので、その時に早速、URBAN ASSAULT(アーバンアサルト)とカードキー式の南京錠を使ってみようと思います!
使い込んでいくことでまた良さが見えてくると思うのでとても楽しみです!

また使用感のレビューなどもできればと思います。