少し前に子供が無事に産まれて我が家は3人と1匹の生活となりました。
人って産まれるまでにもすごく時間がかかりますし、育つまでにも時間がかかりますし、なんだかすごい種ですね。
第一子なので本当にわからないことだらけですし、親が良かれと思ってくれるアドバイスも今の時代では真逆に変わってしまっていることも少なくないです。
我が家でも模索な毎日なのですが、そういった中で我が家で調べたことや、周囲に意見を求めたことなどが他の方の役にも立つかもと思い、紹介していくことにします。
今回は出産直前の新生児のお迎え準備に役立つ、哺乳瓶の除菌の仕方についてです。
前提:使っている哺乳瓶と比較する2つの除菌方法
使っている哺乳瓶で特に除菌などは変わりませんが、我が家で使っている哺乳瓶の紹介と、今回比較する2種類のスタンダードな除菌の仕方を説明しておきます。
我が家で使っている哺乳瓶とその乳首について
まず、哺乳瓶を選ぶ時にプラスチックかガラスかを選ぶことになりますが、我が家では、重さと破損のリスクからプラスチック製のものを使っています。
実際に使っているのはこちらです。
最初は160mlを使うか、240mlを使うかでも迷うと思いますが、160mlと240mlの両方を使ってみて思うのは、子供の成長は非常に早いので最初から240mlで問題ないように思います。
人によってかさばるとか、重いというようなこともあるみたいですが、プラスチック製のものであれば重さは気になりませんし、大は小を兼ねることはあってもその逆はないので、240mlをおすすめします。
また、乳首に関しては2種類のものを使っており、1つは母乳実感乳首、もう1つは桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室です。
最初は母乳実感乳首を使っていましたが、実際の母乳に比べて吸いやすいことから子供が乳頭混乱を起こしてしまって、母乳をあまり飲まなくなってしまったので、途中から母乳相談室も使うようになりました。
母乳相談室は簡単に言えば吸ってもなかなかミルクが出てこない構造になっていて、吸う力が養われて、母乳でも吸ってくれるようになる訓練用の乳首です。
比較する2つの除菌方法について
今回比較するのは電子レンジを使って加熱することで殺菌・除菌をする方法と、桶に水を貯めて洗浄剤を入れて漬け置きで殺菌・除菌する方法です。
何を手間として考えるかや、どこまでリスクをカバーするのかなどの考え方で電子レンジ派か漬け置き派に別れるようです。
毎日、何度となく行うことなので我が家でも周囲の意見も踏まえながらどうするかを色々と考えました。
哺乳瓶を電子レンジで殺菌・除菌するメリットとデメリット
まずは電子レンジを使うメリットとデメリットを整理していきましょう。
電子レンジ殺菌のメリット
以下の4点がメリットとして挙げられると思います。
- 短時間ですぐに終わる
- 水だけでできるので安心
- 帰省先や出先でも電子レンジがあればできる
- 動きまわる子供がいても安心
所定の水を入れて、電子レンジで約5分加熱ほど加熱すれば除菌が済んでしまうので、子供が泣いてるのに使える哺乳瓶がないという事態にはなりにくいですし、万が一なってしまってもなんとかなります。
また、薬剤を使わないのでそういったものが乳児の口に入ってしまうことを避けられたり、場所を問わず除菌環境が整えられるのも助かりますね。
もし動きまわるような上の子がいたとしても、火を使って煮沸をするわけでもなく、バケツに水を貯めて漬け置きをするわけでもないので、お湯で火傷をする心配やつまづいて転倒するような事態も避けられます。
電子レンジ殺菌のデメリット
以下の4点がメリットとして挙げられると思います。
- ちゃんと殺菌できているのか不安になる
- 電気代がかかる
- 加熱後の保管の仕方に困る
- 熱で少し乳首の劣化が早くなる
あまりにもお手軽すぎて、本当に除菌ができているのかは不安になるかもしれません。
また、家計を守るお母さんにとっては毎回電子レンジにかかる電気代も気になるポイントです。
除菌後、専用のケースが除菌をし続けられるのかにも不安があり、時間が経ってしまう場合には保管の仕方を考えます。
乳首の劣化に関しては、子供の成長の早さを考えるとそこまでのデメリットではないかもしれないですが、確かに熱による劣化は進みます。
漬け置き殺菌のメリット
以下の4点がメリットとして挙げられると思います。
- 薬剤により殺菌作用が高い
- 漬けておけば終わる
- 専用ケースでそのまま保管ができる
- 薬剤の効き目が24時間だから何度も使える
菌によっては薬剤を使わないと殺菌できない場合もあるようです。特に梅雨などの湿気の多い時期には確実な殺菌は頼もしいですね。
また、漬けておけば終わるので他のことをしながらでも対応ができます。
漬け置きの場合は、そのまま保管までできてしまうので、時間が経ってからでも安心ですし、薬剤の効き目が24時間なので、何度でも使えてお手軽で経済的ですね。
漬け置き殺菌のデメリット
以下の3点がメリットとして挙げられると思います。
- 1時間ぐらいの時間がかかる
- 若干塩素のにおいと影響が気になる
- 手が荒れることがある
時間がかかりすぎるわけではないですが、やはり時間として1時間は必要になってくるので、少し授乳やお出かけのスケジュールは考える必要が出てきます。
また、薬剤を使うので、少し塩素のにおいが残り、それを心配する方もいるかもしれません。さらに、毎日のことなので、手が荒れてしまうこともあります。
育児中や育児を経験したママさんパパさんに聞いてみた
実際に周囲のママさん、パパさん10人に電子レンジ派か漬け置き派かを聞いてみました!
結果は…
- 電子レンジ派 3人
- 漬け置き派 7人
という漬け置き派多数の状態でした。
もらった意見を紹介していこうと思います。
漬け置き派:焦らずに作業が出来るし、熱い思いをしなくて済む
電子レンジを愛用していましたが、破裂するとかという話題を耳にしてやめてしまいました。
消毒は主人がいやがっていましたが、浸けおき後にさっと水洗いをするということで落ち着きました。
漬け置き派:簡単でしっかりと除菌ができる、洗うついでに浸けられて忘れない、そのまま保管しておける
電子レンジも、漬け置きタイプも、どちらも使ったことがあります。
最終的に、漬け置きオンリーになりました。
簡単なことが一番の理由ですが、漬け置きはノロウィルスにも有効な成分であるため、お腹が弱い赤ちゃんにもお勧めです。
電子レンジ派:手軽で短時間で殺菌効果がありそう
一人目の時は漬け置きした後に、薬液の臭いが気になったので煮沸消毒までしていました。
二人目となると面倒になり、試しに電子レンジでやってみたところ、簡単で十分殺菌効果がありそうで楽でした。
時々、熱い思いもしましたが、漬け置きよりは短時間で済むので便利だと思います。
漬け置き派:消毒薬だけでいいので旅行に便利
月1で旦那さんの実家に帰るのですが、3人も子どもが居るのに我が家は電車で2泊3日ぐらいの荷物を持って移動。
なのでタブレットタイプの消毒薬をもって、あとは実家にあるタッパーを貸して貰う方が無駄が無かったのでそうしてます。
漬け置き派:除菌効果がありそう
昔の考えだと煮沸消毒の方が効果的だったのかもしれません。
一度煮沸消毒したことがありますが、かなり手間が掛かってしまった記憶があります。
今だと哺乳瓶消毒用としてハイターのような消毒液が1番主流だと思い、使い続けていました。
漬け置き派:熱を加えるだけでは菌はすべてなくならない
食品衛生責任者なので様々な講習会に出席します。
その中で、熱を加えるだけでは死滅しない菌がいる話をよく聞き、もし自分の手にそれがついていて哺乳類を触っていたらと思い恐くて、必ず消毒をしていました。
電子レンジ派:つけ置きでは塩素の匂いが気になったので消去法で
産後すぐはミルトンを使用していたのですが、子供が塩素の匂いに顔をしかめるていたので、すぐに熱湯消毒もしくは電子レンジでの消毒となりました。
ただ、指を火傷した経験があるので、子供が匂いに対して気にならなければミルトンを使い続けていたと思います。
漬け置き派:電子レンジはイマイチ信用できないし電気代がかかる
私は浸け置きでも、火でお湯を沸かして熱湯消毒の浸け置き派です。
熱湯消毒が一番安心できる気がするので、主に熱湯消毒で、時にミルトンなどの浸け置きをしています。
電子レンジ派:簡単、手軽、早い、少ない水ですむ
つけ置きの場合は、時間がかかるし、除菌用の薬もいるし、つけ置き用の水も必要になるので手間がかかります。
電子レンジでやった方が手軽です。
我が家の選択と実際に使っているもの
上記を踏まえて妻とも検討した結果、我が家は電子レンジ派となりました。
周囲の意見としては圧倒的に漬け置き派だったんですが、やはり毎日のこととなると短時間で終わって楽な方法を取りたいということで電子レンジ派となりました。
漬け置きじゃないと殺菌できない菌というのは気がかりではありますが、楽観的な我が家では、万が一何かになったら考えようという参考にならない楽観ぶりでこの問題はクリアとなりました。
電子レンジで除菌できるものを探してみたところ、
- 3本の哺乳瓶が一度に除菌できる
- 保管もできることになっている
- 同タイプの中で一番レビューが多く評価も概ね良い
の3点が理由でこちらを購入しました。
育児は何が正しいということがわからないので、常に夫婦で話し合ってどうしていくかを決めるしかないからこそ本当に悩みますよね。
少しでも子供にとって良い選択をしてあげたい気持ちもありますし。
そういった選択の1つに「哺乳瓶の除菌」もあるのでどなたかの参考になれば嬉しいです!
1つ新しめのもので育児書があると1つの指標として参考になると思います。
我が家ではこの本を育児書として参考にしています。
またこういった育児の中で迷ったことを記事にしていこうと思います!
今回は電子レンジ派か漬け置き派かでよく迷う哺乳瓶の除菌についてでした♪