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役に立つかもしれないこととか。

猫が玉ねぎなどを食べた場合の緊急対処とその後の対応

まず最初に、万が一、猫が玉ねぎなどを食べてしまった場合にこのブログを見ていたら、落ち着いて以下の対処をしてください。

1. 大好物を一気食いさせて吐かせる
2. 普段よりも水飲み場を多く設置する
3. かかりつけの医師に電話&相談

我が家では息子が食事の時によく食べこぼすので、気づけば、猫が食事の後に落ちているものを探すようになっていました。

猫にとって、絶対食べてはいけないものがあり、我が家では極力食材として使わないように妻が気を遣ってくれています。

それでも、先日、妻が不在の時に、私が息子に玉ねぎの入ったスープを与えて、片付けを始めた時に隙を見て、猫が残った玉ねぎ入りのスープを数度舐めてしまいました。

幸いにして、数日様子を見ていっても異変は特になく、事なきを得たのですが、その時行った処置などをお伝えできればと思います。

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前提:猫に食べさせてはいけないもの

猫に与えてはいけないものは意外と多いので、お子さんがいる家庭において注意を払う必要がありそうなものをご紹介していきます。

玉ねぎ・長ネギ・ニラ・ニンニクなどネギ科の植物全般

猫を飼っている家庭では、玉ねぎやネギ、ニラなどは食べさせてはいけないという知識を結構お持ちの方が多い気がします。
ネギ科の植物に共通して含まれる成分が赤血球を破壊してしまい、症状として、貧血・食欲不振・呼吸困難・血尿・嘔吐などを引き起こす可能性があります。
また、猫によっては本当に少量でも命に関わる危険があるので、注意が必要です。

特に玉ねぎや長ネギは家庭において使用頻度も高いと思うので、特に小さいお子さんがいる家庭にとっては細心の注意を払う必要があります。

チョコレート・ココアなどカカオ類

我が家の場合、まだ息子にチョコレートをあげたりはしていないので現時点では若干危険度が低いですが、それでも自分自身がチョコレート系のアイスを食べることもありますし、今後息子が成長すればチョコレートを食べないはずがないので、注意が必要になる食べ物です。

カカオに含まれるカフェインなどが作用して、嘔吐・下痢・呼吸の乱れ・発熱などを引き起こす可能性があります。
ビター系のチョコレートほど、少量で症状が出る可能性があります。

それ以外にも意外とたくさん危険な食べ物があるようです。
こちらの記事は獣医師監修らしいので正確なのかもしれません。

nyanpedia.com

玉ねぎを摂取してしまった時の緊急対処

息子の飲み残した玉ねぎ入りスープを猫が数度舐めたのを目撃して、まず、妻と連絡を取り、妻にはかかりつけの獣医さんへの報告有効な対処や猫がどんな状況になった場合に診察に行くべきかの確認を入れてもらいました。

私の方では、猫の大好物であるウェット系のキャットフードを一気食いさせ、まずは体外に排出させることを試みました。

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案の定、すぐに吐いてくれたので、これでより体内に入った玉ねぎの量としては減ったことになります。

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さらに、水分を多く取らせることで、排出を促せるので、いつもよりも水の設置数を多くしました。

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食べてはいけないものを食べた場合、一番有効なのは早急に吐かせることです。
物自体が出てこなくとも、吐かせることで摂取量は減るので、生死に関わるような状態を避けることができます。

実際にやったことをまとめると、

  1. 大好物を一気食いさせて吐かせる
  2. 普段よりも水飲み場を多く設置する
  3. かかりつけの医師に電話&相談

です。

症状が数日経って現れるケースも十分にあり得るので、もし玉ねぎなどを食べてしまった場合には、摂取した日から3日間ぐらいは注意深く様子を見ていくようにしましょう。

我が家のケースでは、金曜の夜に起きたので、土日は家で猫の様子をずっと見るようにしていました。

普段、壁を引っ掻いたりもしないし、息子も優しく見守ってくれる良い子なのですが、最近クセ付けてしまった残飯漁りだけは早くやめさせたいところです。
まだ息子1人なら大丈夫なことの方が多いですが、子供が増えればそれだけ目の行き届かないことも多くなると思うので、普段から猫に危険が及ぶようなクセを付けない躾が大事だと感じました。