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役に立つかもしれないこととか。

二語文を話し出す時期と言葉の発達に効果的だったおもちゃ&方法!先輩ママパパ13人の意見と我が家の方針

昨日、息子が二語文を話し出すキッカケになったと思われる『アンパンマン おしゃべりいっぱい! ことばずかん SuperDX』の記事を書きました。

up2me.hatenablog.com

他の家庭はどれぐらいの月齢で二語文を話し出したり、それを促すためにどんなことをしているのかが気になったので先輩ママパパ13人に聞いてみました!
さらに、我が家で心がけていたこともご紹介できればと思います。

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前提:喃語・二語文・三語文の時期の目安

小さい頃の子供の成長速度はかなり開きがあるので、一概に決まるわけではないですが、一般的な情報として、喃語・二語文・三語文を話し始めるのは、

  • 喃語:1歳前後
  • 二語文:2歳前後
  • 三語文:3歳前後

が多いようです。
我が家の場合もほぼそれらの時期と重なっていて、「ママ」なのか「マンマ」なのかハッキリしない喃語(なんご)を喋りだしてから、ハッキリと「パパ」と言ったのが10ヶ月前後でした。

その後、話せる単語が徐々に増えていき、単語数で言うと50単語前後が話せるようになって「ブーブー ない」などのような二語文を言い出したのが1歳11ヶ月前後でした。

我が家では寝る時に3匹のトトロのぬいぐるみを探すのが習慣になっていて、2歳1ヶ月前後からは「ちいさい トトロ ない」のようなことも言ったりするので、そのうち三語文も話し出すのかなぁと思っています。

最初の二語文と言葉の発達を促したおもちゃを先輩ママパパ13人に聞いてみた

育児のことはやはり先輩ママパパに聞くのが一番!ということで、覚えている範囲で実際に最初に話した二語文とその時期、そして、言葉の発達を促したと思うおもちゃや行動を聞いてみました♪

まとめると話し出した時期としては、

  • 1歳4ヶ月ごろ
  • 1歳6ヶ月ごろ
  • 1歳7ヶ月ごろ
  • 1歳9ヶ月ごろ
  • 1歳10ヶ月ごろ
  • 2歳5ヶ月ごろ
  • 2歳8ヶ月ごろ

が具体的に挙がっていて、
二語文を促したと思うこととしては、

  • 子供の興味のあるもの(アンパンマン・しまじろう・車・電車・人形など)を活用
  • 絵本の読み聞かせ
  • 二語文を意識したコミュニケーション

が挙がっていました。

では、先輩ママパパの1つ1つの意見を紹介していきます。

二語を意識した絵本の読み聞かせとアンパンマン はじめてのおしゃべり36

最初の二語文:アンパンマン ねんね
話し始めた時期:1歳10ヶ月ごろ
特に有効だったのは絵本を使って二語文を真似るように声をかける方法です。
例えばコアラが登場する場面に「コアラ きた」と言ったり、おおきなかぶの絵本でも「かぶ おおきい」「ワンワン きた」など真似しやすいようにしました。

すると、動作の真似をしだしたり、絵本の中の言葉も真似をしだしたりと、絵本はとても有効だと思いました。
おもちゃでは、アンパンマンがとにかく好きな子どもで、すでに「アンパンマン」を言えていたので、『アンパンマン はじめてのおしゃべり36』を使って、アンパンマンでおままごとをしたり、寝かしつけをしたりしていました。

その際、「アンパンマン ねんね」「アンパンマン どうぞ」「アンパンマン とんだ」「アンパンマン バイバイ」などの言葉を意識しながら一緒に遊びました。
また、アンパンマンを逆さにしたら「あわわわわ」や効果音が出るので、子供がそれを真似をしたりもしていました。
アンパンマンに言葉の発達も助けてもらいました。

おしゃべりには二語文で答えて気持ちを確認する

最初の二語文:まんま いー(ごはん食べたい)
話し始めた時期:1歳7ヶ月ごろ
二語文の存在や使い方を伝えてあげるのが一番かなと思いました。
赤ちゃんは何でも真似をするので、1語で簡単に返事をしてしまうと、子供もそれで良いと感じる気がしました。
だから、子供から単語で話しかけられたら、なるべく二語文で「○○したいの?」「○○食べたいの?」というように話しかけるようにしていました。

人形のメルちゃんと一緒にお着替えとお風呂

最初の二語文:ふく きる
話し始めた時期:1歳4ヶ月ごろ
人形のメルちゃんを誕生日にプレゼントでいただき、「ふく きる」「おふろ はいる」などの言葉を積極的に伝えてきてくれました。
メルちゃんの髪の毛はお風呂に入れることで色が変わるので、子供が喜び、お風呂と着替えを毎日一緒にすることで習慣的に脱がす・入れる・洗う・服着せるなどを教えてくれました。

なるべく簡単な文章で話しかける

最初の二語文:でんしゃ どこ?
話し始めた時期:2歳5ヶ月ごろ
うちの子は喋り始めが遅く、2歳5ヶ月ごろに二語文を話しました。
子どもは親の話すことを一番に真似して話すと思ったので、長い文章ではなく、短い文章で子どもに話すように心がけました。
話し始めが遅かったので、余計に分かりやすく伝えるように気をつけていました。

興味のあるもの(車・電車)の話をする

最初の二語文:ブーブー あった
話し始めた時期:1歳6ヶ月ごろ
男の子の場合、多くの子供が車や電車が好きになります。
一緒に遊ぶ時や散歩の途中で、車や電車を目にすることもあり、会話の中で「今日、ブーブー見たね。」「どのブーブーが好き?」「この本の中のどのブーブー持ってる?」のような質問をするようにしていたので、自然に覚えることができたのだと思います。

果物や野菜のような身近なものが出てくる絵のタッチが違う複数の絵本を活用

最初の二語文:たーたん(かーちゃん) だーくん(だっこ)
話し始めた時期:2歳8ヶ月ごろ
ものの名前や絵が書いてある絵本を使って読み聞かせをしていました。
果物や野菜のような身近なものの絵が書いてある絵本で絵のタッチが違うものを何冊も買いました。
「やさい おいしいね」「バナナ たべる?」など、こちらが話しかけて絵本で遊ぶうちに話し始めたように思います。
名詞と動詞の組み合わせで二語文になるわけで、まずは視覚と聴覚での認知を一致させることでものの名前を理解することができるはずです。
ものの名前が分かれば、あとは自分の行動に対する動作をくっつけるだけです。
なので、まずはものには名前があるということを何となく分からせるのが重要で、それは繰り返し親が子に声をかける以外方法がありません。
読み聞かせと、ものの名前の本を使うのが一番の近道だと考えました。

子どもの発した単語にプラスして返答をする

最初の二語文:パパ ねんね
話し始めた時期:1歳9ヶ月ごろ
子どもが「ワンワン」と言えば「ワンワン いるね」や「ワンワン ねんねしてるね」など、子どもが発した名詞の後には動詞をつけて返答していました。 また、「ねんね」や「あけて」と言ったら、「パパ ねんねしてるね」や「あめ あけるね」と動詞の前には名詞をつけて答えていました。
何をどうしたいのかが言えるようになると良いかなと思い、そうやって答えていました。

こどもちゃれんじ・いろっちとアンパンマンの言葉図鑑デラックスを通して話す

最初の二語文: -
話し始めた時期:1歳11ヶ月ごろ
我が家はこどもちゃれんじのいろっちで、ママとパパと子供と役を決めて遊んでいたら、いつの間にか喋るようになっていました。
いろっちのママ役として色々話しかけていたのでコミュニケーションを取るのにとても役立ちました。

kodomo.benesse.ne.jp

アンパンマンの言葉図鑑デラックスはものの名前を覚えるのに役に立ったと思います。

絵本の読み聞かせと子育て支援センターのイベントに参加

最初の二語文:おちゃ いる
話し始めた時期: -
話しかけたり、色々な人が話すのを見るのが刺激になると聞いたことがあり、実践していました。
特に子供と同じぐらいの月齢のお友達のすることはよく観察していたので、支援センターで遊ぶのは有効でした。

動物や動作の絵を描いたカードを作って遊びながら学ぶ

最初の二語文:まんま いー(ごはん食べたい)
話し始めた時期:1歳10ヶ月ごろ
動物や動作の絵を描いたカードを作って子供と遊びました。
プーさんのような身近なキャラクターも使いながらカードも見せて、「クマさんが」「食べる」というような動作を絵と言葉で伝えることで、子供も楽しそうに遊びながら覚えられたと思います。

こどもちゃれんじ・しまじろうを通して話す

最初の二語文: -
話し始めた時期:1歳7ヶ月ごろ
何か話をするたびに、こどもちゃれんじのしまじろうのぬいぐるみを持って話しかけていたので言葉の上達が早かったと思います。
しまじろうのぬいぐるみは我が家で大活躍でした!

食欲旺盛な子供にご飯前に「ご飯食べたいの?」と聞く

最初の二語文:ごはん たべたい
話し始めた時期: -
とにかく食欲があり、何でも食べようとするので、あげる前に「ご飯食べたいの?」と毎回聞いていました。
するといつの間にか二語文を喋れるようになっていました。
子供の興味あることを、実際にやらせる前に聞いてみると良いのかもしれません。

目の前で起きていることを理解しやすい言葉で伝える

最初の二語文:ワンワン きた
話し始めた時期: -
散歩している時によく話しかけていました。
散歩のときに犬が歩いてきたら「ワンワン来たね」のような目の前で起きていることを子供が理解しやすい言葉でたくさん話しかけていたので、状況が理解しやすくて二語文を話し出したように思います。

我が家で意識していたこと

我が家の場合、最初の二語文は「ブーブー ない」で、話し始めた時期は1歳11ヶ月ごろだと思います。
今もそうですが、息子のが特に興味を持っていることは、

  • アンパンマン
  • トミカのミニカー
  • 電車

です。
男の子の王道な感じですね。

正直、そこまで何かを意識して行動していたということはないですが、先輩ママパパの話を踏まえて考えてみると、普段から意識していたこととしては、

  • 一緒に遊んでいる時に質問したり話しかける
  • 興味のあるものの色や形を掘り下げる
  • タブレットやスマホのアプリ・ゲームなどは避ける

だと思います。

一緒に遊んでいる時に質問したり話しかける

どの親でも同じだと思いますが、一緒に遊んでいれば、考えを促すために質問をしたり、言葉と状況を一致させるために話しかけると思います。
これは難しい話ではなくて、「ショベルカーはどこにありますか?」とか「アンパンマンが話してるね」とか、そういう簡単な質問や状況説明を遊びを通して行うということです。

絵本を読んでいる時であれば、文字通りに読んでいった後に、状況を噛み砕いて「うさぎさん痛くて泣いちゃったんだって」とか、読む時に文字を指でも追いながら息子にどこの文字を読んでいるのかを教えてあげることは意識していました。

興味のあるものの色や形を掘り下げる

前述の通り、息子はトミカのミニカーや電車が好きなので、その形状だったり、色だったりを質問します。
最初に言えた色は「あお」だったので、青色の車があれば「この車は何色ですか?」と聞いて、「あお!」と返ってきたら「そうだね、青色の車だね」みたいなやり取りをしていました。
なぜかゴミ収集車が好きで、荷台部分が青色なので、一時期はゴミ収集車を見ると「あお!」を連発していました。

また、電車であれば、各路線によって色が変わるので、その話をしたり、大きさの大小だったり、ミキサー車であればミキサー部分が丸いねみたいな話をよくしています。

タブレットやスマホのアプリ・ゲームなどは避ける

これは正直、良くも悪くもどれぐらい息子に影響があるのか良くわかってはいません。
息子の時代を考えれば、小さいうちからどっぷりとデバイスに浸らせた方が良い気もしますし、ゲームのような自分で操作するものであっても受動的になりがちなものは避けた方が良い気もします。

1歳前後の時期にアンパンマン好きな息子のためにタブレットでアンパンマンの動画を見せていたら、タブレットを見かけるたびに泣きじゃくって動画をリクエストしてくるようになりました。
また、つい数ヶ月前にも「どうぶつタワーバトル」にハマり、妻と私のスマホを見るたびに「ワンワンニャーニャー」と言ってゲームをリクエストしてくることがありました。

どうぶつタワーバトル

どうぶつタワーバトル

  • Yuta Yabuzaki
  • ゲーム
  • 無料

心配しすぎなのかもしれませんが、ハマった時の執着っぷりが他の遊びとは別のもののように思えましたし、今の息子に必要な刺激を考えると、デバイスやアプリに慣れさせることよりも、パズルやブロックのような指先の刺激だったり、絵本の読み聞かせを通してのコミュニケーションの方が大事だと思うので、我が家では当面、タブレットやスマホで動画を見せたり、ゲームをさせたりするのは避けようと思っています。

子供の成長速度にはかなり開きがあるので、二語文を話し始めるのが早い子もいれば、遅い子もいると思います。
さらに、子供にしてあげることが実際どれぐらい影響しているかは正確にはわかりません。

それでも、時間を割ける範囲で、子供の成長が促せると思えるようなことを子供と一緒にやっていきたいと常々思います。
先輩ママパパの意見や我が家の方針がお役に立てば幸いです♪