第二子である娘がいる生活にも慣れてきました。
娘が1ヶ月検診を受けた翌日、順調に成長しているとのことで安心していたのも束の間、発熱とともにグッタリとしてしまい、妻が普段と様子が違うことに気づいてくれて病院に連れていき、即入院となりました。
新生児は母乳の免疫もあり、病気にはめったにかからないと思っていたので発熱したのも驚きでしたし、発熱=即入院となり、様々な検査をされることも驚きだったので、備忘録として記事にまとめます。
ちなみに、1週間ほどの入院を経て回復して、今はすっかり元気です♪
発熱から異変に気づくまでの経緯
1ヶ月検診の翌日、我が家ではお宮参りの写真や第一子である息子の写真などの記録を残すために写真館に予約を入れて、家族みんなで写真を撮っていました。
そんな中、いつもよりも眠っていることが多くて、静かだった娘の様子に妻が違和感を抱き、慌てた感じで発熱のことなどを調べ出しました。
妻は心ここにあらずな感じでしたが、ノリノリになっていく息子のみの撮影にシフトして、1時間半ほどで撮影を終えました。
帰りの電車内でも、妻はいつもと様子の違う娘を心配し続けて、家に帰ってすぐに熱を測り、小児救急電話相談の#8000に電話をかけて、即座に病院に連れて行きました。
http://kodomo-qq.jp/index.php?pname=n8000kodomo-qq.jp
ちょっとした異変に気づいて、#8000で相談をして、病院に連れて行く一連の流れは本当に素晴らしいもので、母は強しと言っていてはダメなのですが、本当に頼もしくて、自分の親としての不甲斐なさというか、危機察知能力の低さを変えないと今後またいつか子供の命に関わると反省しました。
3ヶ月未満の新生児の発熱は命に関わる
新生児は母乳の免疫もあって、病気にはかかりにくいと聞いていたため、全く知らなかったのですが、3ヶ月未満の新生児の発熱は命に関わるほど重大なことで、3ヶ月未満の赤ちゃんは発熱したら、即入院の上、いくつかの病気のチェックをしていく必要があることを知りました。
ただ、新生児の場合、若干体温が高めで平熱で36.8~37.5℃あるので、発熱していること自体がなかなか分かりづらいです。
さらに、体温調節がまだうまくないので、厚着で体温が上がってしまったり、室温が高いために体温が上がってしまうケースもあり、37.5℃を超えたから即危険という判断もできません。
それでも、37.5℃以上となった場合はかなりの注意が必要で、抱っこしていて体温が高めに感じたり、いつもよりぐったりしている感じがしたら、勘違いであろうが何であろうが、病院に連れて行ったり、#8000で相談をしたり、何らかのアクションを取った方が万が一の事態に気づけます。
異変に気づけなかった私がこういうことを言う資格は全くないわけですが、今回、もし妻が気のせいだと思ってスルーしていたら本当に衰弱していたはずなので、特に生後半年ぐらいまでは家族の中で心配症なぐらい心配する人がいるぐらいでちょうど良い気がします。
3ヶ月未満の赤ちゃんの発熱はこう見抜け!
実際、妻が娘の発熱に気づいた時に、その判断材料にしていたことは、
- 抱っこしている時に体温がいつもより高く感じる
- いつもならグズる周期やタイミングでグズらない
- 母乳の吸いが悪い・弱い
- 寝ている時間がいつもより長い
- モロー反射や手足を動かす癖などが見られない
らへんだったと思います。
妻と話していて、そういった部分が違和感として挙がり、普段ちゃんと見てくれているからこそ気づいてくれた部分も多いと思いましたし、気づいてくれて本当に感謝しかありません。
上記の中には、気のせいレベルにしか感じなかったこともあったとは思いますが、それが「母の勘」であったとしても、こういったものはとても当たるものだと思いますし、本能レベルで気づけてしまうことも多々あると思うので、思い過ごしだとは思わずに、勘を頼りに行動を起こすことも大事だと思います。
我が家では、新生児用として、一瞬で体温が測れる赤外線体温計を使っています。
商品情報:dretec
ただ、照射部位での違いや体温計自体の精度による計測の誤差の幅が若干あるため、普段使う場合においては5回ぐらい測ってその平均ぐらいを目安にしています。
今回のような事態でちゃんとした結果を知りたい場合には、医療機器として使われていて、精度の高いテルモの体温計を使っています。
商品情報:テルモ
精度に若干の難はあるものの一瞬で測れる赤外線体温計と精度が確かな医療機器のテルモも2つを備えておくと、どういう状況にも対応ができますし、体温計自体長く使えるものなのでオススメです!
入院後に行った検査
3ヶ月未満の赤ちゃんの発熱は即座に入院となるので、我が家も例外なく、診察後に入院となりました。
日数としては5日間で、熱が下がった次の日に退院となりました。
入院後に行った検査は、
- RSウイルス検査
- 胸腹部レントゲン
- 血液検査
- 尿検査
- 髄液検査
- 血液、髄液、尿、便などの培養検査
です。
小さい体に点滴をしつつ、背中も含めて針をブスブス刺すことになるので、本当に可哀想でしたが、どの検査もしておかなければ、命に関わるので頑張ってもらうほか選択肢はない状況でした。
仰々しい検査が並ぶので、それほどに新生児の発熱は重大なことで見逃してはいけないことなのだと認識しました。
今回、妻のおかげで大事には至らなかったわけですが、「母の勘」や普段よく見てくれている人だからこそ気づけるちょっとした違和感というものは本当に頼りになるものです。
ぜひ何事も軽視しすぎず、特に新生児ほど心配しすぎるぐらいな感じで成長を見守っていきましょう。
退院後、妹大好きな息子が久しぶりの再会を喜んでいて、ほっこりしました。
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