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役に立つかもしれないこととか。

8年使えるはずの浄水器からパナソニックの半年で交換する浄水器に切り替えた話

以前から蛇口に浄水器を付けて使っていましたが、思うところがあって買い替えたので記事にまとめます。

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前提:買い替える前まで使っていた浄水器

引っ越してきた当時、楽天で圧倒的レビュー数でしかも8年間も使えるというこちらの浄水器を即購入しました。

値段は2万円弱なので、高いなあとは思っていましたが、8年間も使えるなら問題ないかとも思い、購入をしました。
実際、この浄水器を2~3年ほど使いましたが、使っていて特に不便はなかったですし、不満があったわけでもありません。

浄水器を買い替えた理由

上記の通り、特にこれと言った不満はなかったものの、数年使っていれば汚れが目立つようにはなってきます。
もちろん見えやすい外装部分のみですが、ある時、掃除をしている時に、ふと、内部は汚れていないのだろうか?と思い始めました。
実際、分解はできないので確かめることができませんが、そう思い出すと気になってきてしまって、さらに8年間というのはどういう根拠で8年間なんだろう?という疑問も出てきました。

商品の説明によれば、

酸化還元特殊フィルターを始め、8層のフィルターで構成。酸化還元特殊合金フィルターで、水道水に含まれている有害物質の大部分を除去。活性炭フィルターの浄水負担を大幅に軽減してくれます。そのため長期間カートリッジを交換する必要がありません。

とのことです。
酸化還元特殊フィルターと酸化還元特殊合金フィルターが同じなのか違うのかは気になりましたが、もちろん浄水器に詳しくはないので考えるとよくわからず。。。
とりあえず、数年使って言えることは、水はきれいになっていたとしても、それに関わるパーツは汚れているということです。

たとえば、蛇口に固定した部分を外してみると内部にも汚れが確認できたので、これではいくら水をきれいにしても、パーツのメンテナンスをしっかりしないと意味をなさない気がします。

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ものぐさなのでフィルター交換のいらない手軽なものにしようと思っていたこと自体が間違いだったかもしれません。

もちろん、商品が悪いわけではなく、自分が数年もパーツを外した掃除をしないことに問題があります。
ただ、今後のことを考えても、わざわざ自分がこまめに掃除をするような気がしなかったので、8年間使えるはずの商品ですが、買い換える決意をしました。

さらにもう1つ理由の理由として、子供が口にするものなので、昔よりも衛生面に敏感になっている自分がいると思います。

浄水器を選ぶ時に考えたこと

普段、商品を探す時に、Amazonと楽天で検索をすることが多いです。
使っていた「健康アクア浄水器」に関しては、楽天で圧倒的人気に思えたので、他と比較することもなく、そのまま購入していました。
ただ、Amazonで検索をしてみると、楽天に比べてビックリするぐらいレビューがありません。

他の浄水器では1000を超えるレビューが付いているものもあるので、若干不自然にも感じて、今回はAmazonである程度絞ってから、楽天でも確認を入れつつ、購入しようと思いました。

Amazonで見てみると、「東レ トレビーノ」「三菱ケミカル クリンスイ」「パナソニック 浄水器」の3つが人気のようです。
パナソニックだけ商品名は特には付けていないようです。

交換時期と価格帯としては、

■東レ トレビーノ
2ヶ月を目安に交換で2,000円ほど。

■三菱ケミカル クリンスイ
3ヶ月を目安に交換で3,000円ほど。

■パナソニック 浄水器
6ヶ月を目安に交換で6,000円ほど。

となっていて、どれも1ヶ月で1,000円ぐらいですね。
ただ、もちろん、それぞれに交換カートリッジが用意されているので、ランニングコストでいえば、もう少し下がります。

結局、費用的にはほぼ同じだったので、あとは何項目除去できるのかという性能差で比べました。

■東レ トレビーノ
7項目(家庭用浄水器試験方法JIS S 3201)

  • カビ臭(2-MIB)
  • 総トリハロメタン
  • 遊離残留塩素(カルキ)
  • 濁り(雑菌・固形鉛など)
  • 農薬(CAT)
  • テトラクロロエチレン
  • トリクロロエチレン

■三菱ケミカル クリンスイ
13項目(家庭用浄水器試験方法JIS S 3201)+2項目(浄水器協会JWPAのJWPAS B規格基準)の除去対象物質

  • カビ臭(2-MIB)
  • 総トリハロメタン
  • 遊離残留塩素(カルキ)
  • 濁り(雑菌・固形鉛など)
  • 農薬(CAT)
  • テトラクロロエチレン
  • トリクロロエチレン
  • クロロホルム
  • ブロモジクロロメタン
  • ジブロモクロロメタン
  • ブロモホルム
  • 溶解性鉛
  • 1,1,1-トリクロロエタン

  +

  • 鉄(微粒子状)
  • アルミニウム(中性)

■パナソニック 浄水器
11項目(家庭用浄水器試験方法JIS S 3201)+6項目(浄水器協会JWPAのJWPAS B規格基準)の除去対象物質

  • カビ臭(2-MIB)
  • 総トリハロメタン
  • 遊離残留塩素(カルキ)
  • 濁り(雑菌・固形鉛など)
  • 農薬(CAT)
  • テトラクロロエチレン
  • トリクロロエチレン
  • ブロモジクロロメタン
  • ジブロモクロロメタン
  • ブロモホルム
  • 溶解性鉛

  +

  • 鉄(微粒子状)
  • アルミニウム(中性)
  • ジェオスミン(カビ臭)
  • フェノール類
  • ベンゼン
  • 四塩化炭素

ちなみに、パナソニックの場合、17項目の上のグレードで20項目のものもありますが、1万円と少々値が張ります。

正直、各社の性能がどれほどのものなのかは素人にはわからないですが、定められた基準を満たしているのであればそれを信用するほかないです。
ということで、性能と交換頻度のちょうど良さから「パナソニック 浄水器」を選択しました!
楽天でレビューを見てみても評価も数も上々な感じでした。

8年に比べれば6ヶ月は短いですが、お風呂のくん煙剤も3~6ヶ月の頻度でやれていますし、Googleカレンダーに予定を登録しておけば忘れることもないだろうと思っています。

パナソニック浄水器の開封から取り付けまで

実際に買ったものがこちらです。

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今気づきましたが、パッケージの裏を見ると、約4000リットルの水を生成して交換の目安は1年となっていました。
実際、Amazonなどで見ると約2000リットルで半年と表記があるので、製品がリニューアルしたのか、表記の変更があったのかもしれません。
どちらにしても、半年を目安に交換していこうと思っています。

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箱の中身です。
蛇口のタイプに合わせてパーツが選択できるようになっています。

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購入時はそれらのパーツのどれかが適合するだろうと思い込んでいたのですが、実際に設置しようとすると付属パーツでは適合せず、説明書を読んだり、インターネットで蛇口の構造を調べてこの商品を追加で買いました。

それ以外は特に設置で迷うようなこともなく、簡単に取り付けができました!

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妻が言うには、水の味がマイルドになったらしいですが、私はそこまで味覚が敏感ではないので、特に何も感じませんでした。

長期間使い続けられることはメリットですが、さすがに長過ぎるのは考えものだと今回の件で思いましたし、パーツは汚れるので、ある程度の頻度で交換していくようなものを使った方が個人的には安心感があります。

浄水器の選定などで役に立てば幸いです。