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愛猫がガブ飲みする自動循環式のフィルター付き水飲み器!1年以上使って感じたメリットとデメリット

我が家には猫の水飲みの器が5つもあります。
そのうちの1つを自動循環式のフィルター付きのものを使っています。

購入から1年以上経過して、その良いところ悪いところが見えてきたのでご紹介します。

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前提:我が家の猫と5つの水飲み場がある理由

まずは我が家の猫の紹介となぜ5つも水飲み場をつくっているかを説明します。

我が家の猫について

猫種はソマリ毛色はフォーンです。
我が家の猫について、詳しくはこちらをご覧ください。

up2me.hatenablog.com

水飲み場を5つつくっている理由

もともと猫はあまり水を飲んではくれません。
普段食べているご飯がウェットタイプであれば食事と一緒に水分摂取もできますが、我が家ではドライタイプのカリカリご飯をあげているので食事では水分摂取ができません。

1つの工夫として、水を飲める場所や器の数を増やすことでちょびちょびと水を飲んでくれるようになります。
また、器も同じではないものを使って、猫さまの気分で選んでいただけるようにしています。

使っているうちの1つの器はこちらです。

それ以外にも、100均のステンレス製の丸い器を使っています。
こんな感じのものです。

limia.jp

我が家では陶器2つ、ステンレス2つ、今回紹介する自動循環式のフィルター付きのもの1つを使っています。

実際に使っている自動循環式のフィルター付き水飲み

我が家ではこちらの水飲みを使っています。

他にもいくつか自動循環式の水飲みはありますが、どれも値段も性能も似たり寄ったりだと思うので、デザイン的に好みのものを買うと良いと思います。

この自動循環式の水飲みを買って良かったかと言えば、間違いなく買ってよかったです!
我が家の5つの水飲み場の中で一番使われています!

自動循環式の水飲みで水を飲む場合には、湧き出している水の近くで飲もうとするので、猫にとっては湧き水=新鮮な水に思えるようです。

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半年ほど前に、猫がわざわざ餌置き場から遠い場所の水を飲みに行くという話が話題になっていました。

togetter.com

話としては、野生の猫にとって餌=死骸なので衛生的ではなく、本能的に猫は餌からは遠い水場を衛生面から選択するとのことです。
そういう意味合いでいくと、湧き水=新鮮な水=衛生的と捉えて自動循環式の水飲みを好むのかもしれませんね。

自動循環式のフィルター付き水飲みのメリットとデメリット

実際に1年以上使ってみて、良いところも悪いところも見えてきたのでそれをご紹介します。

自動循環式のフィルター付き水飲みのメリット

まずはメリットを挙げていきます。

  • よく水を飲んでくれる
  • 抗菌活性炭入りのフィルターで水をきれいにキープできる

なんだかメリットが少ないように感じるかもしれませんが、正直、猫が水をよく飲んでくれる以上に望むことはありません。
この水飲みは本当に水をよく飲んでくれるので、それだけで非常に価値が高いです!

フィルターは効果が目に見えるわけではないのでおまけ程度に考えていますが、抗菌であることと、構造的に食べカス・被毛・ホコリはきれいにできるはずなので、それなりに頼りにしています。

自動循環式のフィルター付き水飲みのデメリット

続いてデメリットです。

  • フィルターの交換でランニングコストがかかる
  • 容器がプラスチックで菌が繁殖しやすい
  • モーターが熱を持つので菌の繁殖を促進する

フィルターの交換については、水を衛生的に保つためにもしょうがない話だと思います。
ランニングコストと言っても、フィルターは1ヶ月を目安に交換で1個あたり300円程度なので愛猫を思えば気にならない程度だと思います。

そんなことより問題は菌の繁殖についてです。
正直、猫を飼っている身としては、ぜひメーカーさんに考えていただきたいと思っています。

自動循環式のフィルター付き水飲みはプラスチック製です。
プラスチック製の容器は目に見えない程度の小さな傷が付きやすく、その傷に細菌が入り込む可能性があります。
猫用の水飲みの器としてよく陶器のものが推奨されますが、それは素材的に傷がつきにくいからです。

さらに、水を循環させるために小型のモーターが付いていますが、これが多少なりとも熱を持ちます。
熱を持つことで菌の繁殖を促進させている可能性があります。

自動循環式のフィルター付き水飲みの場合、水が多く入ることもあり、我が家での水の交換頻度としては1日1回です。
他の水飲みの器は1日2回交換しています。

実際に使っていて気になっているのは、容器の内面を触ると少しヌルヌルした感触があり、隅々をよく見ると赤カビのようなものが見られます。
もちろん、隅々まで洗うように心がけてはいますが、構造的に凹凸が多いので、毎日きっちりと洗い切ることは結構難しいです。

また、容器の底には黒カビなのか、いつも置いている場所に黒い跡が残ったりしていて、これも気になっているポイントです。

一見、メリットとデメリットを比べると、デメリットが多いように感じるかもしれませんが、前述の通り、より水を飲んでくれることが一番大事ですし、水の交換頻度と交換の際にある程度ちゃんと洗うことを意識しさえすれば、フィルターもあることですし、ある程度衛生的に保てる気がしています。
ただ、プラスチック製じゃない商品が出たらぜひ乗り換えたいなぁと思っています。

今のところ、我が家の猫さまは気に入ってくれているようですし、ニキビなど何か異常が起きるようなこともないので、これからも愛用していきたいと思います!