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役に立つかもしれないこととか。

まだ間に合う!2015年ふるさと納税前の疑問点のまとめとコスパの良かったお得な自治体に納税してみた

気づけばもう年末が差し迫ってきていますね。
今年のうちに済ましておきたいことはそろそろ片付け出さないと終わらないかもしれませんね。
私にとっては「ふるさと納税」がそれです。一昨年ぐらいから税理士さんに教えてもらって知ってはいたんですが、なんとなく面倒くさくてそのままにしてきたので、昨日奮起して、妻の欲しいものを聞きながら、いくつか試してみました!

前提:ふるさと納税とは

ふるさと納税については詳しく解説されているサイトが多いと思いますので、きっと情報には困らないですよね。

www.furusato-tax.jp

私は今回、とにかく楽に終わらせたかったので、上記の「ふるさとチョイス」の中でクレジット決済が可能なものをソートして、その中から選びました。
本当に数が多いので、ある程度の条件で絞ったとしても充分に選ぶことができますし、特に強い希望がないのであれば、サイト内で完結できてしまうものを選んだ方がお手軽だと思います。

あと、このサイトはとてもよくまとめられていたので、役立ちました!

kjshintani.com

何を選んだらお得?コスパがいいものは?

ここも私にとっては1つの難所でした。
金額も限られているし、どうせやるならコスパの良い、お得なものを選びたい!って思うのは誰しも一緒だと思いますが、数が多い上に、まだあまり検索性の良いサイトがあるとは言い難いので、非常に探しにくいのが現状です。結果的に、また時間のある時にやろうとなり、なんだかんだと延びていく。。。
私がまさにその状況だったわけですが、やってみて思うのは、とにかく何か条件があるなら絞る!あとは、2~3つ比べれば納得できるものは見つかる!そんな感じでした。

まず大体にして、超コスパの良いものは競争が激しく、そういったものは本当に時期も含めて狙っていかないと難しい上に、今の時期までふるさと納税ができていない私のような人には間違いなく向いていません。
ただ、超コスパが良いとはまではいかなくとも、普通にどれもコスパは良いですし、お得です。
だって、金額の上限はあるにせよ、それを超えなければ2,000円のみでいただけてしまうわけですから、それを考えれば、ふるさと納税をするだけで充分にコスパはいいですよね♪

また、同じものでも個数や量が各自治体によって変わってきますが、これはいくつか比べれば大体目安がわかってくるので、深く考えなくてもいいと思います。
たとえば、今回申請したものの1つで「いちご」を選びましたが、詳細を見ると300g×1パックだったり、350g×2パックだったりと変わってくるわけですが、あまおうなどの種類や産地を絞ってしまえば、結局、その中から選べるものは決まってきますので、神経質にならずに、選んでいくのが、ものぐささんにはベストだと思います!

もしクオカードのような金額が明確にわかるものであれば寄付金額に対して還元率が40%ほどであれば、コスパが良いものという判断ができるかもしれません。

ふるさと納税についてわからなかったこと

ふるさと納税をする前にわからなくて調べたことや人に聞いたことをまとめておきます。

納付金額が控除額をオーバーしたらどうなるのか?

色んなサイトでいくらまでふるさと納税ができるのかは事前にみなさん計算していることと思います。
念のため、リンクは置いておきますね。

www.furusato-tax.jp

もともと2,000円はふるさと納税を利用するにあたって必要な出費となるわけですが、もし控除額をオーバーして納付してしまった場合には、単純にその金額分を負担することとなります。
ですので、たとえば、控除額が5万円だった方がふるさと納税として5万円の納付をする分には2,000円でそれを利用できますが、ふるさと納税として6万円の納付をしてしまった場合には12,000円分は実費として支払うこととなります。
控除額内であれば、もともと何もしなくとも納付するものだったわけですので、とてもお得ではありますが、さらに出費となると話は変わりますよね。
さらに前述の通り、大体40%前後の還元率でもお得という感じですので、1万円で4,000円のものをもらうことになり、ちょっとお高い買い物をしてしまう感じかもしれません。。。
控除額は事前にしっかりと調べておきたいところですね。

ふるさと納税はどの時点までを今年の分としてカウントできるのか?

特に年末になってくると急いで申請をしてしまいたい気持ちは強くなってくるものの、どの時点までが今年の分のふるさと納税としてカウントされるのかが不安になって、なかなか申請ができないということがありました。
ものが実際に送られてきたらなのか、自治体が承認したらなのか、支払った時点なのかなどがわからず、もし人気の自治体に申請をしてしまって、来年分に見なされたらどうしようとか思ってたのも1つの面倒くささだったわけですが、実際は決済をした時点とのことでした。
ですので、申請後、そのままクレジットカードで決済ができてしまうタイプであれば、支払い自体はすぐにできてしまいますし、気持ち的にはその場ですぐに終えられてスッキリするかもしれませんね。

株をやっている場合にはその損益で控除金額は変わるのか?

自分で資産運用などを行っている人はその損益でこういう不安があるかもしれません。私自身も資産運用は行っているので、控除額が増える分にはいいですが、損失を出したりして、収入が目減りした場合には、それがどうなるのかがわかりませんでした。
これについては金融商品の所得と事業、不動産、給与所得などは一緒にはならないようなので、単純に給与所得のみを考えれば良いようです。

ふるさとチョイスを使ってみよう!

前述の通り、今回私はふるさとチョイスというサイトですべて申請を済ませました。
このサイト内であっても各自治体のサイトまでいって申請をするものも存在しますが、各自治体のフォーマットで申請をするとまたハードルが上がってしまうので、決済まで含めて簡単にできる方法で行いました。

ふるさとチョイスでのおすすめ検索ソート

まずトップページの左下にある「○○でチョイス」の部分に注目していきましょう!

www.furusato-tax.jp


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お手軽にふるさと納税を済ませてしまいたい方におすすめしたいのは、ソートの最上部にある「チョイスからクレジット決済ができる」という項目です。
この項目にさえチェックを入れておけば、基本的に申し込みもクレジット決済もスムーズに行えるものが出てきます。
人によっては「条件を絞るとお得なものが少なくなるんじゃないか」と心配になる方もいるかもしれませんが、今日現在でも30,237品がその対象になっているので充分な品物の中から選べるのではないかと思います。

ちなみに、全体で何品あるのかは表示されていないようなので、はっきりとはわかりませんが「お礼の品でチョイス」の各項目の数を足した場合、今日現在で47,971品あるようですので、ざっくりと60%以上のものがこのサイトでクレジット決済ができる対象になっているのかもしれません。

また、「チョイスからクレジット決済ができる」にプラスして「寄附金額でチョイス」で金額を絞ってしまえば比較がしやすいです。
いくつかの金額が混ざって表示されていると、お得だ!というものを見つけたら納付金額が高かったということが起こり得るので、それぞれの納付金額の条件に合わせて、絞ってしまうと良いかと思います。
年収にもよるとは思いますが、一般的には2,000円~5,000円と5,001円~10,000円の価格帯がお手頃なのではないかと思います。

ふるさと納税は何を選ぶとお得か

これは本当にそれぞれの価値観によるところなので、人によって別れるとは思いますが、わが家の場合には、家族で一緒に楽しめるものが私たちにとっての「お得」でしたし、ちょうど妻が妊娠をしていることもあり、なるべく栄養をとって欲しいので、普段だったら買うのにちょっと躊躇するものがお礼の品になっているものに寄付をしようということになりました。

何を食べたら幸せに感じるかなぁ?これがあると嬉しく感じるなぁ!といったものを思い浮かべつつ、さらには産地まで厳選してしまうという贅沢をするわけです。

たとえば「いちご」と挙がってくれば「あまおう」だと嬉しい!それであれば福岡が産地だねという感じで、サイトでソート条件に「いちご」「福岡」を追加して、ブラウザの検索で「あまおう」と入れれば対象となるものだけをピンポイントに見ていけます。

わが家では食べ物が中心となりましたが、iPadのようなデバイスをもらえるものもあるので、ご家庭によってはそういったものに価値を感じる方もいるかもしれませんね。

ちなみに、iPad mini2の新品を安く買おうとするなら「Apple品質認定の整備済製品」が一番お得だと思います。

www.apple.com


還元率を考えると36%ほどなので、比較的、割のいいものかもしれません。

実際に選んだお礼の品

前述の通り、わが家では普段だったら買うのにちょっと躊躇するものをテーマに選んでいきました。
いくつかをご紹介すると、

「福岡県久留米市」のあまおう詰合せ

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「愛媛県八幡浜市」の季節の柑橘(温州みかん)

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「山形県上山市」の山形牛モモステーキ

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「長野県白馬村」の白馬産コシヒカリ 10kg

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「宮崎県小林市」のNEW冷え冷えマンゴーちゃん

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各地の名産だったり、量的にお得なものを選びました。
まだ選択できる控除額の枠が残っているので、今週ぐらいにまた追加しようと思っています。



徐々に消費税などを筆頭に税金が上がっていったりして、ちょっと世の中に息苦しさも感じたりしますが、こういった各地の名産を楽しみながら、節税ができるのは楽しいですよね。
ふるさと納税自体はどんどん認知も上がっているので、より便利な仕組みになっていくと思いますし、今後も楽しみながら利用をしていきたいと思います。