私は仕事で動画の編集とエンコードを行います。
デスクトップパソコンで作業した方が良いとは思いつつも、普段ノートパソコンで行うため、よくパソコンのファンがうなりを上げています。
排熱を補助するために、パソコンの冷却台を買って、若干の難がありつつも、総合的に良いパフォーマンスとなっているので紹介します。
前提:パソコンが熱を持つことのデメリットは?
まず、パソコンが熱を持っている状態を放っておくことのデメリットをまとめてみます。
デメリット1 熱暴走が起きて最悪故障する
一番避けたい事態は熱暴走からの故障だと思います。
大前提として電気で動くものは基本的に発熱をします。
それをパソコン内のファンを回すなどで排熱を行うわけですが、パソコンの大きさや性能によっては、その排熱パフォーマンスを上回ってしまい、それを放置しておくと過剰の熱がパソコンの誤作動を引き起こします。
それが予期せぬ強制終了だったり、最悪の事態としては、パソコンが起動しないという事態に繋がります。
デメリット2 バッテリーの寿命が縮まる
バッテリーとして採用されているリチウムイオン電池は熱に弱い特性があります。
本体に過剰の熱が加わり続けてしまうとバッテリーの劣化が進み、充電できる量や回数が少なくなります。
長く快適に使うためにも、日常のちょっとした排熱の気遣いは大きく影響する可能性があります。
メリット3 猫が乗ってくる
ある種、猫を飼っている人の宿命とも言える、猫がパソコンの上でうずくまる現象。
我が家でも度々起きていて、せっかく作った資料が閉じられていたり、「かっっspっっっっっっっっっっっっっっっd」のような怪文書が友達にメッセージとして送られていたりします。
特に冬場においては隙あらば乗ってくるので、猫との闘いを日々繰り広げることになるのです!!
まあ、これは冷却しても防げない上に、可愛いから良いんですけどね♪
実際に買った6ファンのノートパソコン冷却台
私が実際に買ったのはこちらの冷却ファンです。
なぜこの商品を選んだのかを説明していきます。
1.圧倒的な親切サポートと18ヶ月保証
色んなパソコン冷却台のレビューを見ていて、レビューが低いコメントの共通点は、
- 冷えない
- ファンの音がうるさい
- すぐに壊れた
の3つが圧倒的に多いです。
結構個人の感覚で判断が別れるものや、商品の当たり外れによる部分が大きくて、これを言ってしまうとある種終わりなんですが、あまり気にしすぎると正直、どの冷却台もこれだ!と自信を持って買えるものはないと思います。
そこで私としては、こう解釈しました。
ファンが回る&少し高くして排熱しやすくなれば、使わない状態より冷えないわけはないだろう。
レビューを見てある程度の評価数と評価があるなら、ファンの音も気にする程度ではない、もしくは、職場やテレビの音がある家で気になる程度ではないだろう。
外れ商品に当たっても交換してくれるなら問題ないだろう。
そう考えれば、どの冷却台でも良さげに思えてきます。
実際、この商品は2回購入していて、うち1回はUSBの接触が悪くて数ヶ月でほぼファンが回らなくなってしまったので、1回交換してもらっています。
それでもオススメするのは、購入直後のサポートや、交換時のサポートが非常にスピーディーで親切だったからです。
購入直後に送られてきたメッセージはこちら。
お客様、 お世話になっております。この度は、弊社の商品をご注文いただき、誠にありがとうございました。
商品の使用中、何かご問題がございましたら、お手数お掛け致しまして、申し訳ございませんが、何卒いつでも弊社にご連絡お願い致します。是非対応させていただきます。お客様に満足していただけるよう商品品質とサービスに力を注ぎ努力する所存でございます。
ご多幸をお祈り申し上げます。
若干日本語があやしいですが、それでも何かあればサポートをしてもらえる雰囲気は伝わります。
また、故障の連絡をして翌日いただいたお返事がこちら。
お客様
ご連絡誠にありがとうございます。お世話になっております。
ご迷惑おかけいたしまして、大変申し訳ございません。是非再送させて頂きます。
再送先は(住所)でよろしいでしょうか?ご確認お願い致します。
保証期間内だったということもあると思いますが、特に何の交渉をすることもなく、即座に発送の手続きを取っていただきました。
商品が普通に使えることを前提として、こういった保証やサポートがあれば、私としては購入を躊躇する理由はない気がします。
2.普通に使えて安い
普通に使えるというのがオススメする気あるのか微妙に聞こえるかもしれませんが、冷却台に期待をすることって考えてみると特にはないと思うんです。
目的はただ淡々と排熱をしてくれれば良いわけですからね。
それにおいて、全く問題ないと思いますし、何より安い!
私が買った時点では1,680円でした!
(今の価格が知りたい方はこちら)
この価格で普通の冷却機能があり、前述の通りのサポートと保証期間さえあれば、これ以上、特に望むものはありません。
3.ファンが多いほど静かそう
冷却台のファンの数は1~6つのものがあります。
たぶん、作り手としてはファンが多い=排熱効果が高いという位置づけなのだと思いますが、私が思うにはファンが多い方が1つあたりのファンは小さくなり、それを動かすのも小さい力で済み、静音性が高くなるような気がしています。
ただ、これは完全に私の個人的な感想なだけなので、そういう捉え方もあるんだな程度に受け取っていただけますと幸いです。
開封の儀
実際、届いた商品を紹介します。
箱はこんな感じです。
3色展開していたのかもしれませんが、今は黒のみとなっています。
裏はこんな感じです。
ブランド名は「Foneso」となっていますが、完全にわからないですね。。。
開けると、一応日本語の商品説明の紙が入っていました。
上下が逆ですが、商品自体はこんな感じです。
これは最初に買った時の写真ですが、この当時はロゴも中華な感じでした。
商品交換後のものと更に購入したものに関しては、「Foneso」表記になっていました。
開けた直後に塗装の剥がれがありました。
私の中ではこの程度は許容範囲だったので、特に気にしていません。
今まで3台見てきて、若干の凹みがあるものもあったので、きっと何らかの傷や凹みはある可能性が高いのではないかと思います。
ただ、その程度は小さいものでした。
商品上部(ロゴ側)には左右それぞれに高くするための脚があります。
URLポートは2つありますが、残念ながら右側に2つあります。
右利きの場合、マウスが右側で使うので、この場所はちょっと邪魔です。
ポートの横にある回せる部分は風量の調節ができますが、そこまでファンが強いわけではないので、常にMAXの状態で使うことになると思います。
ノートパソコンからUSBで電源供給をするとこんな感じです。
きれいな青ですが、パソコンを置けば、もちろんほぼそれを感じることはありません。
私からすれば、こういったものを省いてしまっても良い気がしますが、気に入る人はこういう部分で気に入ったりもするんでしょうね。
細かい粗はありますが、価格の安さとサポート、保証からすれば総合的に良いパフォーマンスとなる商品ではないかと思います。
編集やエンコードの際の排熱はちゃんとできていて、その効果も実感できるので、私としては非常にコスパの良いオススメできる商品です!
お役に立てば幸いです。